南イタリア最大の町ナポリ
とっておきのグルメや
みどころを紹介します

ナポリはピッツァ以外にもたくさんのグルメが揃う食の宝庫
また、ヴォメロの丘から眺める絶景やナポリ王宮など
市内にも観光スポットは数多くありますが、
日帰りで行ける距離に世界遺産が多数存在しているのも魅力

今回はそんなナポリ滞在の魅力をたっぷりとお伝えします!

 

目次

01 ナポリについて
02 ナポリの観光地
03 ナポリのおすすめレストラン
04 ナポリ周辺の人気スポット
05 ナポリ基本情報

ナポリとは

カンパーニア州の州都。紀元前470年にギリシア植民地として誕生してから今日まで、ナポリは次々にこの地を支配したヨーロッパ・地中海地域の様々な文化を吸収してきました。その素晴らしい歴史の跡は古代ローマ時代、中世、そして18世紀と続き、ヌォーヴォ城やサンタ・キアラ教会、王宮など、ナポリの中心に多く残っています。また、ヴェスヴィオ火山を望むこのイタリア屈指の巨大都市は、活気あふれる人情とグルメの町でもあります。

リーズナブルなホテルが集まる中央駅周辺、比較的治安が良く、ナポリを代表するホテルが建ち並ぶサンタ・ルチア地区などご希望・ご予算に合わせてお選び下さい。

 

 

 

 

ナポリの観光地

01.ナポリ王宮

17世紀に建てられたブルボン家による豪華絢爛な王宮。ナポリ王国、シチリア王国、両シチリア王国時代にブルボン王朝が南イタリアを統一しており、首都はナポリでした。宮廷劇場、中央広間、玉座の間、ヘラクレスの間、礼拝堂、衛兵の間が当時の素晴らしい内装をそのまま残しており、生活史博物館としての側面もあります。
場所:プレビシート広場正面
Piazza del Plebiscito, 1, 80132 Napoli

 

02.サンカルロ歌劇場

開場は1737年11月4日。19世紀初頭に一度消失しましたが、10ヶ月程度でオリジナルの姿で再建されてました。18世紀のイタリアではナポリが音楽の中心地として栄えており、イタリア人監督のみならず、他国の有名作曲家も演じています。ジュゼッペ・ヴェルディ「仮面舞踏会」は、本来はこの劇場のためのオペラだったものだとか。
場所:プレビシート広場から100m
Via San Carlo, 98F, 80132 Napoli

 

03.ウンベルト1世のガッレリア

場所:プレビシート広場から150m ショッピング街
Via San Carlo, 98F, 80132 Napoli

 

04.聖ジェンナーロ宝物館

聖ジェンナーロはカトリックと正教において守護聖人として敬われる、歴史上に実在したナポリの司教で、3世紀末「最後の大迫害」と呼ばれるキリスト教の弾圧によって捕らえられ死刑となりました。カトリックにおいては聖ジェンナーロの祝日が毎年9月19日に定められており、その日と12月16日と5月の第一土曜日にナポリでは祭典が催され、世界中から信者が集まります。
場所:ドゥオーモ(大聖堂)の地下1階
Via Duomo 147, Napoli

 

05.ドゥオーモ(大聖堂)

13世紀末に建てられたドゥオーモ。ドームの内部に描かれたフレスコ画はランフランコの名作「パラダイス」で、見上げると時が経つのを忘れるほど圧巻です。大聖堂は聖ジェンナーロを祭っているという特色があり、そのために礼拝堂の奥座敷だけがヴァチカン領となっています。床に敷き詰められたタイルの紋様が変わる境界がイタリアとの国境を示します。
場所:Via Duomo 147, Napoli

 

06.アショーネ社ショールーム

アショーネ社は1855年創業した老舗工房で、トーレデルグレコの街にて宝石細工とサンゴ細工、シェルカメオを生産しています。知る人ぞ知るショールームで、個人・法人向けのショールーム兼ショップのため工房の見学は出来ませんが、工芸品が博物館のように展示されていて一見の価値ありです。尋ねると緻密に加工されたアクセサリーを€200-700程度で購入できるそうです。
場所:サンカルロ劇場の真向かい、ガッレリアの入口
Angiporto galleria Umberto Ⅰ° 80132, Napoli

 

07.スパッカ・ナポリ

ナポリのなかでもとりわけ活気に溢れる地区。高い石造りの建物に挟まれた狭い小路は地元の商店街となっており、大学もあることからいつも多くの若者で溢れています。プレセピオを始めとするミニチュアを造る工房が多いので、お土産に迷ったらおすすめ。
アドバイス:スリに要注意。一眼レフやブランド品を外に出して歩くのはNG。
場所:メトロMuseo 1駅、またはUniversita駅から徒歩
Via San Sebastiano Napoli

 

08.サンタキアラ教会

14世紀に建立されたゴシック様式の教会。長椅子を囲むようにして、床下にいくつかの棺が安置されています。ブルボン王朝の歴代王、両シチリア王フランチェスコ2世とその母と王妃、ナチス統治時代の国民的英雄サルボ・ダキストが葬られ、正面キリスト磔刑像の裏側には建立者ロベルト1世の棺があります。
場所:サンタキアラ通りの南端付近。最寄はメトロUniversita駅
Via S. Chiara 49, 80134 Napoli

 

09.ウニベルシタ駅

2013年6月にオープンしたナポリ地下鉄Line 1の駅。原色をふんだんに使った現代美術館のような内装は斬新で、地下鉄に乗らずとも駅自体が一見に値します。サンタキアラ教会とMolo Immacolatella Vecchia港の中間にあり、どちらも徒歩10分以内です。
場所:コルソ・ウンベルト1世通り、ナポリ建築大学の近く
80134 Naples Italy
ナポリの地下鉄特集はこちらをクリック

 

10.卵城と海岸通り

もともとはローマ帝国時代に別荘として建てられたものが、ノルマン人の治世(12世紀)に要塞化された城。城の基部に埋まった卵が割れると災いが起こるとされています。城壁の東側はかつて漁村でしたが今ではお洒落な飲食店街となり、城に続く橋はウェディングフォトの人気スポットです。卵城周辺は夜でも比較的安全です。
場所:サンタ・ルチア地区の海岸通り
Borgo Mariani, 80134 Napoli

 

 

01.Di Matteo(ディ・マッテオ)
ナポリの下町、スパッカ・にある有名店。いつも地元の人や観光客でにぎわっている人気のピッツェリアです。ピザの他、ライスコロッケならぬパスタコロッケ(Frittatina)などもおいしいそうです。
住所:Via dei Tribunali 94, 80138 Napoli

02.Trattoria del Sole(トラッリア・デル・ソーレ)
一見レストランとは誰も思わないような佇まいで、細い路地にあるナポリの地元民しか知らない大衆食堂。ナポリの本場の庶民の味を食べたいなら、是非ここへ。Spagetti con le Vongole(ボンゴレスパゲッティ)は絶品!下手な高級レストランより遥かにおいしく、そしてなによりも安いのが魅力。本場のナポリ人のように食べたい方は、ワインの注文も是非!水を飲んでいると陽気な店員さんに「なんでワインを飲まないの?」なんて声を掛けられることも。ナポリを満喫したい方は要チェック!
住所:Vicoletto Rosario a Porta Medina 25, 80134 Napoli

03.Mattozzi(マットツィ)
ムニチーピオ広場やサン・カルロ劇の近く、比較的治安のよい地域にあります。ピッツェリアが多いナポリの中で、ピザだけなく普通の料理も食べられる数少ないお店です。地元の人も多く訪れるので、混み合うこともあります。ご注意ください。
住所:Via Filangieri 16, 80121 Napoli

04.Cilea(チレア)
ナポリ人にはそれぞれ、行きつけのピッツェリアがあります。Cileaもたくさんのナポリっ子に愛されていて、お客さんは常連さんばかり。小さなお店はピーク時常に大混雑!あまり観光客が立ち寄らないような地区にあるため、まさに穴場。ガイドブックに載っているピッツェリアもおいしいけれど、地元民に愛される小さなピッツェリアを味わってみたい方はここへ!
住所:Via Francesco Cilea, 43, 80127 Napoli

05.Ristorante Pizzeria “Marino”(リストランテ・ピッツェリア”マリーノ”)
サンタ・ルチア地区の中でも一際賑わうレストラン&ピッツェリア。ピッツァ、魚介のパスタ、ポモドーロ(トマト)とナポリの食の魅力を存分に味わうことができます。濃厚なモッツァレラチーズと新鮮なトマトを使ったカプレーゼはこれぞ本場といった味わいです。この界隈にしてはリーズナブルな料金も魅力の一つ。
住所:Via Santa Lucia, 118-120 Napoli

06.Gambrinus(ガンブリヌス)
19世紀創業の有名店。カフェだけでなく、スイーツの種類も豊富。ナポリ名物の「ババ」(スポンジケーキにリキュールをしみこませたもの)など、ショーケースにずらりとならんでいます。店内は洗練された豪華な内装で、贅沢な気分でカフェが味わえます。
住所:Via Chiaia 1/2

07.Scaturchio Scaturchio(スカトゥルキオ)
サン・ドメニコ・マジョーレ教会の前に佇む老舗のお菓子屋さん。いろいろなスイーツやパンを販売してますが、とくにスフォリアテッラとババはとってもおいしいと評判です。 スパッカ・ナポリの散策で歩き疲れた時にいかがでしょうか。
住所:Piazza S. Domenico Maggiore, 19, 80134 Napoli

08.La Sfogliatella Mary(スフォリアテッラ・マリー)
ウンベルト一世のガレリア内にあるナポリの名物スイーツを扱う老舗のお菓子屋さん。おすすめは店名にもなっているスフォリアテッラ・リッチャ。何層も重ねた薄いパイ生地の中にほのかに柑橘系の爽やかな香りが残るリコッタチーズを入れて焼き上げたもので、パリパリの食感がたまりません。その他、アルコールに強い方ならババもおすすめ。テイクアウト専門なので、ナポリっ子の気分で食べ歩きも一興です。
住所:Via Toledo 66 Napoli

09.Gay-Odin(ガイ・オーディン)
さまざまな種類のチョコレートがあるチョコレート屋さん。現地で食べるならジェラートがおすすめ。チョコレート味はもちろん、ピスタチオ味やマロン・グラッセ味もあり、どれも素材にこだわっています。また、おみやげには詰め合わせが人気です。オシャレな箱に、お店の人が1つ1つ箱詰めしてくれます。
住所:Via Toledo 214

 

ナポリ周辺の人気スポット

ナポリから日帰りで行けるおすすめの観光地をご紹介します。

01.アマルフィ

[アマルフィの特集ページ]

「世界一美しい海岸」と呼ばれ、世界遺産に登録されているアマルフィ海岸の中心都市。ビヤンコ・ラッテ(オフホワイト)やジャッロ・ナポリ(黄色)を基調とする民家が眩しい可愛らしいリゾート地で、切り立った海岸に張り付いて密集した光景はとても印象的です。

 

02.カプリ島

[カプリ島の特集ページ]

青の洞窟のある島。カプリ島は、ナポリやアマルフィ海岸に近いこと、変化に富む海岸、さらに温暖な気候と緑豊かな土地柄によって、古代から人々を魅了してきました。著名な画家、音楽家、俳優たちが、年間どの季節にもこの島を好んで滞在しています。今日、カプリは世界第一級の国際観光地となっています。

 

03.ポンペイ遺跡

[ポンペイ遺跡の特集ページ]

世界遺産に登録されている、約2000年前に火山の噴火によって一夜にして消えた古代都市。18世紀に発掘されてから現在までに発見された、数多くの貴重な遺跡を見ることができます。

 

04.エルコラーノ遺跡

[エルコラーノ遺跡の特集ページ]

規模は小さいながらもポンペイよりも保存状態が良く、古代ローマ時代に想像の域を超えてタイムスリップしたかのような体験を味わえる都市遺跡。

 

ナポリ基本情報

<最寄り空港>
カポディキーノ空港[HP]

<市内交通>
バス、地下鉄[HP]
(アマルフィ、ポジターノ、サレルノ、カプリ島などを訪れるなら、海上交通が便利です。(春・夏運航))

<ナポリ・カンパニア州観光のお供に>
カンパニア・アルテカード[HP]
カンパニア州の公共交通、主要博物館・考古学遺跡への入場その他のサービスを旅行者が受けられるカードです。
お問合せ・予約 Tel:081 197 37 256

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