映画公式ホームページ

『イタリアは呼んでいる』は、クチコミとメディアからの大絶賛を受け、ニューヨークとロサンゼルスでのたった3館の公開が、一気に全米204館に拡大ヒット、ロングランを記録したヒット映画。 イギリスのショービジネス界で活躍するスティーヴとロブ。二人はオブザーバー紙の依頼で、ミニクーパーを駆って、イタリアを北から南まで巡るという美味しいグルメ取材の旅に出る。極上の料理にワイン、そして旅先の恋心。しかし実は、二人は仕事も家庭も曲がり角にいるのだった。人生の踊り場にいる自分たちを認めつつ、惑いも笑いに変えていく彼らが旅の終わりで出会う心のごちそうとは――?

二人は黒のミニクーパーを走らせ、葡萄畑の広がるピエモンテ州から、海を臨むカプリ島まで、イタリア半島の西側を5泊6日で南下していく。宿泊するのは眼下にアマルフィ海岸などの絶景が広がる、5つ星の豪華ホテルをはじめ、歴史あるホテル揃い。加えて、イギリスを追われてイタリアに暮らし、波瀾万丈の人生を送ったロマン派詩人、バイロンとシェリーの足跡も辿っていく。世界遺産認定地である赤ワインの産地のトラットリアから、ラグジュアリーホテルの絶景レストランまで、料理はもちろんどれも極上のもの。パスタから始まり、ジビエに新鮮なシーフードと、北から南までのイタリア郷土料理が待っている。見終わった後はイタリアンレストランに直行だ!

スティーヴを演じるのは、コメディアンとしてのバックグラウンドを持ち、近年では『あなたを抱きしめる日まで』の脚本でアカデミー賞脚色賞にノミネートされるなど、多才ぶりを発揮する実力派俳優スティーヴ・クーガン。ロブに扮するのは、イギリスを代表する人気コメディアンロブ・ブライドン。七色の声を駆使した様々なナレーションで知られ、歌手としても活躍する。二人は実生活でも親しい中。映画で飛び交うモノマネ満載の奔放な会話は、アドリブも多く、二人の愉快な毒舌は、楽しい旅のスパイスだ。息の合った一流エンターテイナー同士だからこその絶妙の話術。お互いのプライドをかけた大スターたちのモノマネ合戦をどのくらい発見できるかもお楽しみの一つだ。監督は、『ひかりのまち』、『イン・ディス・ワールド』などを手掛け、国際的にも高く評価されるイギリスの名匠マイケル・ウィンターボトム

Fb/Tweet Facebook Twitter