正式なコースは以下のとおり。量が多いので、場合によっては第二の皿は飛ばしても良い。 ただし「リストランテ」と呼ばれる格式あるレストランで、コースではなく注文は「パスタだけ」は敬遠されることがある。ピッツァやパスタだけを気軽に楽しみたいなら、ピッツァ専門店「ピッツェリア」や気軽な雰囲気の食堂(「トラットリア」、「オステリア」という)に入ると良い。
Antipasto アンティパスト(前菜)
食前酒を楽しんだ後に、ワインと一緒に楽しみたい前菜類。一般的なものはサラミやハム、チーズの盛り合わせなど、注文後すぐに出せる冷たいものがほとんど。画像のようにオリジナルの凝った前菜を用意する店も多い。
食前酒はビールやスパークリングワイン、カンパリなど軽めのお酒で胃を刺激し、食欲を高める。
Primo Piatto プリモ・ピアット(第一の皿)
もしかしたらメインより楽しみなパスタ類、リゾット、スープがこれにあたる。店によってはかなりボリュームがある。
ジェノヴァ名物のジェノヴェーゼ・ペースト、ボローニャ名物のミートソース、ヴェネツィアのイカスミパスタetc.ご当地パスタをぜひ試してみたい。
Secondo Piatto セコンド・ピアット(第二の皿)
メイン料理は主に肉か魚、肉の場合はステーキや煮込料理が多く、魚の場合はフライやグリルが多い。遊び心いっぱいの盛り付けをしてくれるお茶目なお店もある。パスタをメインとする場合は飛ばすことも可能。
Contrno コントルノ(付け合せ)
肉・魚料理と一緒に楽しむ野菜類で、サラダや温野菜、フライドポテトなど。不要なら飛ばしても良い。
Dolce ドルチェ(デザート)
どんなにお腹いっぱいでも食べられる不思議な食べ物。パンナ・コッタ、ティラミス、ババなど各地に名物スイーツあり。夏はソルベの盛り合わせもうれしい。リキュールなどの少し強めのお酒、エスプレッソコーヒーでコースを締めくくれば満腹間違いなし。
お支払い
レストランでは支払いは席で行う。ウェイターを呼び、伝票を持ってきてもらう。「お勘定お願いします!(Il Conto, per favore! 「イル・コント・ペルファボーレ」)と,、通りかかったウェイターに声をかけるか、手を上げて、上げた手のひらに反対の手で文字を書く動作をすれば、お勘定のしるし。 持ってきた伝票には食べた料理のほかに「サービス料」と「テーブルクロス代」が含まれている場合がある。 サービス料は、いわいるチップだが、食事代の15%。 テーブルクロス代は名目上、テーブルクロスの洗濯代、もしくは「パン代」と呼ばれる金額を請求されることもあり、パンを食べても食べなくても請求される。どちらも一種のテーブルチャージ。
時にはこんなお店も
本格的なディナーの前に、軽く一杯いかが?
ミラノやトリノなど北イタリアの街を中心に、「アペリティーヴォ」のサービスが人気です。ドリンクを一杯注文すると、お店が用意するおつまみが食べ放題に。地元の人と一緒に、粋な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
フィレンツェの中央市場(メルカート・チェントラーレ)はイタリアでは貴重な年中無休のお店。エスカレーターで2階に上ると、イタリア各地の名物料理を提供するお店が軒を並べ、イートインスタイルで食事ができます。
窯焼きのナポリ風ピッツァ、トリュフのパスタ、ポルケッタなどなど。地元っ子、世界の旅行者に交じって、気軽に本場の味を楽しんでみませんか?
羽田発 5日間
燃油込み16.90~52.40万円
羽田発 5日間
燃油込み17.40~51.40万円
羽田発 5日間
燃油込み17.40~51.90万円