写真提供：Wikipedia
この画像↑どう思いますか。綺麗でしょう。
写っている場所は、ナポリのToledo（トレード）駅構内です。
Toledo駅は2012年にイギリスの新聞のデイリー・テレグラフに、2014年にCNNに『ヨーロッパ一綺麗な駅』に抜擢されました。
そして、2013年に『年間最優秀公共建物』としてLeaf awardを受賞しました。
素晴らしいでしょう！私もニュースを見た時にとても驚きました。
駅か？美術館か？
実は、この素敵な駅はナポリの地下鉄Linea 1（1番線）とLinea 6（6番線）を含む、『美術の駅』というプロジェクトのたった一つの駅です。
駅の中で様々な現代美術作品を設置することによって、普段関心を持たない人にも現代美術に対して親しみを感じさせるために、このプロジェクトが生まれたそうです。
「駅は必然的な美術館となる。街の人々は毎日駅を利用して、美術作品の前で通りながら美術に親しんでいく」と、美術評論家アキッレ・ボニート・オリーヴァさんが言いました。
まさにその通りです。有名なアーティストや若手アーティストなどの美術品が各駅に散らばっていて、文字通り現代美術の中を旅できる気がします。
地下鉄の切符を買って、美術館のようにすべての駅を巡るのは、いつもと違う観光プランになるでしょう。楽しそう～！！
そういえば！私もまだ見ていない駅はいくつかある！早くナポリに行きたくなった！
『美術の駅』はこちらです。↓
Linea 1（1番線）
Garibaldi
Università
Toledo
Dante
Museo (Piazza Cavour)
Materdei
Salvator Rosa
Quattro Giornate
Vanvitelli
Rione Alto
Linea 6（6番線）
Mergellina
Lala
Augusto
Mostra
いかがでしたか？美術の駅が見たくなったかしら？コメントを待っています！