
正式名称スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(Stadio Giuseppe Meazza)、後述の歴史的事情により当地の地名である「サンシーロ」とも呼ばれるこのスタジアムはミラノ中心部西部に位置するスタジアム。現在はセリエAのACミランとインテルがホームスタジアムとして使用している。収容人数は85,700人を数えイタリアでも有数の巨大なスタジアムで、何度か改装しているものの建造は1925年と歴史がある。
スタジアム名の「ジュゼッペ・メアッツァ」とは、1940年代に主にインテルで活躍したフォワードの選手で(2年だけミランにも所属したことがある)1979年に死去したことを受けて正式名称となった。しかし、ミラニスタ(ACミランのファン)はインテルの名選手の名を冠したスタジアムが自らのホームであるという嫌悪感からあくまでも「サンシーロ」と呼称している。
リーグ戦で1シーズンに最低2回行われるダービー(ACミランVSインテルの各ホームゲーム)はこの巨大なスタジアムの観客席が真っ二つに赤と青に分かれて染まり、非常に美しい光景となる。各ゴール裏では凝った演出の罵り合い合戦(ローマダービーほど相手に対する悪意は感じられないが)が恒例として行われ、それも見所のひとつとなっている。このミラノダービーは「マドニーナ・ダービー」(ミラノのドゥオーモの頂上にいるマリア像が見守るという意味で)とも呼ばれている。
ミラノ中央駅から地下鉄+トラム(路面電車)利用
ミラノ中央駅からは地下鉄とトラムでのアクセスが容易。地下鉄2号線(Linea 2/緑)をまず利用してカドルナ駅へ(CADORNA)。ここで地下鉄1号線(Linea
1/赤線)に乗り換えるのだが、2号線はカドルナの先で線が分岐するため、行き先が2パターンあるので注意が必要。今回の場合利用できるのはMOLINO DORINO/RHO方面行き列車のみ。カドルナ駅を出て5つ目、ロット駅(LOTTO)で下車。たいてい人の波が出来ているのでそれに付いて行き、地上へ。すると目の前に臨時運行のトラム(もしくはバス)が何両も待機しているので、それに乗ればスタジアムまではすぐ。ロット駅からは歩けない距離ではないので歩いていく人も多い。サンシーロ競馬場(国際GI・ミラノ大賞典が行われる競馬場で、日本でも有名なミルコ・デムーロ騎手もよくレースで騎乗している)の塀伝いに歩いていくと左側にスタジアムが見えるので迷う心配はあまり無いが、試合後しばらく経つと(特に夜)全くといって良いほど人通りがなくなるので避けた方が無難。
ドゥオーモ前からトラム(路面電車)を利用
最も楽な方法がこれ。ドゥオーモ広場南側のトラム乗り場から16番のトラム(サンシーロ行き)を利用して、終点まで行くとスタジアム前。
但し、同じ16番のトラムでもサンシーロ行き以外はスタジアムへ行かないので、乗車前に必ず確認を。帰りの利用はこのトラムがお薦めではあるものの、大混雑するので待機しているトラムを何本かやり過ごして乗るほうが楽ではある。が、あまりやり過ごしすぎるとトラムがなくなるのでご注意を。